【副作用に注意】ミノマイシンはニキビに効く？効果が出るまでの目安を詳しく解説

「ミノマイシンの効果が現れるまでどのぐらいかかるの？」

「どんなニキビに効果があるの？」

ミノマイシンは皮膚科で処方される抗生物質の一つで、ニキビ治療によく使われる薬です。

しかし 「副作用は大丈夫？」 「どのくらいで効果が出るの？」 といった不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

「ミノマイシンを使うことで効果は期待できるのか？」「別の治療法を考えたほうがいいのか？」といった疑問について、わかりやすくまとめています。

ミノマイシンはニキビ治療に効果的な抗生物質

ミノマイシンは、ニキビ治療に効果的な抗生物質です。

日本皮膚科学会の治療ガイドラインでは、炎症を伴うニキビの治療薬として推奨されています。

ただし、炎症のないニキビには効果が出にくい傾向にあります。

効果が出やすい：炎症を起こしたニキビ

ミノマイシンは、赤ニキビや繰り返し起きる重症ニキビなど、炎症を伴うニキビの治療に効果的です。

炎症性のニキビはアクネ菌の増殖によって引き起こされる場合が多く、ミノマイシンの抗菌作用がアクネ菌を抑制します。

また、ミノマイシンには抗炎症作用もあり、ニキビによる炎症を軽減できます。

一方、赤ニキビと黄ニキビは炎症を起こしたニキビです。
白ニキビ・黒ニキビが進行することで赤ニキビ・黄ニキビが発生します。
赤ニキビは炎症によって赤く腫れた状態で、アクネ菌が増殖して活動しています。
黄ニキビは赤ニキビがさらに悪化して膿が溜まった状態で、炎症が広がっています。
赤ニキビも黄ニキビも多くの場合は痛みが伴い、見た目も大きく目立ちます。

ミノマイシンは、この赤ニキビや黄ニキビに対してとても有効です。

引用：MBC麻布十番

効果が出にくい：炎症のないニキビ

炎症を伴わない軽度のニキビや白ニキビには、ミノマイシンの効果があまりありません。

非炎症性のニキビは毛穴の詰まりや皮脂の過剰分泌が主な原因ですが、ミノマイシンの作用は抗菌・抗炎症効果にあります。

軽度のニキビや非炎症性のニキビには、他の治療法を検討してみましょう。

白ニキビと黒ニキビは炎症のないニキビです。
白ニキビは皮脂が毛穴に詰まったニキビの初期段階で、黒ニキビは白ニキビの毛穴が開いて皮脂が酸化した状態です。

これらのニキビには、ミノマイシンはあまり効果がありません。

引用：MBC麻布十番

ミノマイシンがニキビに効果を発揮するまでの一般的な期間

ミノマイシンによるニキビ治療の効果が出るまでの期間について、以下の項目ごとに解説します。

• 効果が出るまでの一般的な期間の目安
• 個人差による影響

効果が出るまでの期間の目安

ミノマイシンを服用してから効果が出るまでの目安は、1～3週間程度です。

この期間中に症状の改善が見られる場合が多いですが、完全な効果を得るためにはさらに長期の治療が必要な場合もあります。

効果を感じられない場合でも自己判断で服用を中止せず、医師に相談してください。

個人差がありますが、使用期間は数週間から数か月が目安になります。

引用：はなふさ皮膚科

ミノマイシンの効果には個人差あり

ミノマイシンの効果は個人によって大きく異なります。

年齢や体重、ニキビの重症度、皮膚の状態などが影響を与える要因です。

また、生活習慣や食事、ストレスなどの外的要因も治療効果に影響を与える可能性があります。

医師の指示に従って、定期的に経過観察を行いましょう。

知恵袋で「ミノマイシンがニキビに効いた」という口コミは見つかる？

知恵袋の口コミは参考になりますが、中には本当の情報でないものが含まれている場合があります。

また、ミノマイシンの効果には個人差があり、他の薬剤を使用しているかどうかなどによっても左右される可能性があるため、医師に診察してもらうのがおすすめです。

「ミノマイシンは必要」「ミノマイシンは不要」という両方の内容が記載されているケースもあるため、副作用のリスクを考えても、まずは医師への相談がおすすめです。

医師への相談はオンライン診療でもできますので、通院の時間がない方はオンライン診療をご活用ください。

ミノマイシンを処方してもらう2つの方法

ミノマイシンは処方箋が必要な医療用医薬品であり、医師の診断と処方が必要です。

医療機関を受診する

ミノマイシンは、皮膚科などの医療機関で処方されるのが一般的です。

医師は患者の症状を詳しく診察し、ニキビの状態や他の健康状態を考慮して、最適な治療法を提案します。

定期的な通院により、治療経過を確認し、必要に応じて投与量や期間の調整を行う場合があります。

オンライン診療を利用する

オンライン診療で、ミノマイシンの処方を受けることも可能です。

スマートフォンやパソコンのビデオ通話を通じて、医師の診察を受けます。

忙しい方や外出が難しい方などにとって、便利な選択肢です。

症状によってはオンラインで診察ができない場合があります。また、医師の判断によりお薬を処方できない場合がありますので、ご了承ください。

オンラインでミノマイシンを処方可能なクリニック

美容内服薬のオンライン診療まとめ表

	料金	特徴
DMMオンラインクリニック 12ヶ月ごとの長期処方に対応 詳細はこちら	美肌プランライトセット（シナール配合錠60錠/L-シスチン100・60錠/ビタミンB群60錠） 1ヶ月ごと：4,070円 3ヶ月ごと：12,045円（4,015円/月） 6ヶ月ごと：23,760円（3,960円/月） 12ヶ月ごと：46,200円（3,850円/月） 美肌プランベーシックセット（シナール配合錠60錠/L-シスチン100・60錠/ビタミンB群60錠/ユベラ錠50mg・60錠） 1ヶ月ごと：5,720円 3ヶ月ごと：16,830円（5,610円/月） 6ヶ月ごと：32,340円（5,390円/月） 12ヶ月ごと：62,040円（5,170円/月） 美白・シミ・肝斑プランライトセット（シナール配合錠60錠/トラネキサム酸錠250㎎・60錠） 1ヶ月ごと：4,455円 3ヶ月ごと：13,035円（4,345円/月） 6ヶ月ごと：24,750円（4,125円/月） 12ヶ月ごと：46,860円（3,905円/月） 美白・シミ・肝斑プランベーシックセット（トラネキサム酸錠250㎎・60錠/シナール配合錠60錠/ユベラ錠50mg・60錠/L-シスチン100・60錠） 1ヶ月ごと：7,865円 3ヶ月ごと：22,935円（7,645円/月） 6ヶ月ごと：43,890円（7,315円/月） 12ヶ月ごと：82,500円（6,875円/月） 美白・シミ・肝斑プランプレミアムセット（トラネキサム酸錠500㎎・60錠/シナール配合錠60錠/ユベラ錠50mg・60錠/L-シスチン100・60錠/ビタミンB群60錠） 1ヶ月ごと：10,835円 3ヶ月ごと：32,340円（10,780円/月） 6ヶ月ごと：64,350円（10,725円/月） 12ヶ月ごと：126,060円（10,505円/月）	初診料：0円 送料：550円 12ヶ月の長期処方で飲み忘れを防げる
med. 初回限定クーポン：3,000円OFF （四合剤3ヶ月以上を処方してもらった場合） 詳細はこちら	SBCオリジナル四合剤：5,940円～ （トラネキサム酸、ハイチオール、シナール、タチオン配合） トラネキサム酸カプセル250㎎：2,980円 ハイチオール：1,980円 ユベラ錠50㎎：1,980円 グルタチオン100㎎：2,980円 ビタノイリンカプセル25：1,980円 シナール配合錠：2,980円 ミノマイシン：1,540円/2週間 ビブラマイシン：700円/2週間 アダパレンゲル1本：980円 ゼビアックスローション1本：1,680円 ナジフロキサシンクリーム1本：3,140円 ベピオゲル1本：1,980円 トレチノインクリーム0.025％1本：2,600円 トレチノインクリーム0.05％1本：3,000円 トレチノインクリーム0.1％1本：3,400円	初診料：0円 送料：550円（1万円以上で無料） クーポン対応 単剤の処方に対応している 送料が1万円以上で無料
TODOKU BEAUTY 詳細はこちら	オリジナル五合剤（トラネキサム酸、タチオン、シナール、ハイチオール、ユベラ） 1ヶ月分：8,400円 定期配送1ヶ月：8,230円 定期配送3ヶ月：8,100円/月（3ヶ月合計 24,300円）​ 定期配送6ヶ月：7,980円/月（6ヶ月合計 47,880円）	診察料：0円 送料：550円（北海道・沖縄は 1,100円/回） ・五合剤に対応 ・美容内服薬の主要成分を1錠に凝縮しているため、購入や管理の手間が省ける（五合剤） ・まつ毛美容液とのセット購入も可

ミノマイシンに対応したオンライン診療としては、medがあります。

med.は湘南美容クリニックの医師が診察に対応しており、土日祝も診察を行なっているオンライン診療のプラットフォームです。

初診料も抑えられるので、詳細なプラン内容を一度ご確認ください。

＼ SBCの医師が土日祝でも診察 ／

公式サイト：med.
処方する薬が決まってなくても10時〜23時まで診察対応

ミノマイシンの正しい服用方法

ミノマイシンを使用する際には、正しい服用方法を守ることが重要です。

お薬の効果を十分に発揮させるために、正しい飲み方を知っておきましょう。

服用期間と服用量を守る

ミノマイシンの服用量と期間は、医師の指示に従うことが重要です。

一般的には、初回に100〜200mgを服用し、その後12時間または24時間ごとに100mgを服用します。

服用量や期間は個人差があり、年齢や症状、体重などによって異なります。

腎機能が低下している場合には、ミノマイシンの服用量や投与間隔の調整が必要です。

一般的に、初回の投与量は100〜200mgとなっており、2回目以降は12時間、もしくは24時間ごとに100㎎ずつ服用します。

服用量や服用回数は年齢や体重・症状によって異なるため、医師の処方量に合わせて服用しましょう。

引用：MBC麻布十番

他のお薬との併用に気を付ける

ミノマイシンを服用する際は、他のお薬との併用に注意が必要です。

一部のお薬との相互作用により、効果が減少したり、副作用が強く出たりする可能性があります。

• 鉄剤やカルシウム
• ビタミンA製剤
• 経口避妊薬
• 血液凝固阻止剤

現在服用中のお薬がある場合は、必ず医師や薬剤師に相談してください。

ミノマイシンと併用してはいけない薬はありませんが、併用注意とされている薬は多数あります。カルシウム、マグネシウム、アルミニウム、ランタン又は鉄剤、ワルファリンカリウム等の抗凝固剤、スルホニル尿素系の血糖降下薬、メトトレキサート、ポルフィマーナトリウム、ジゴキシン、黄体・卵胞ホルモン配合剤（経口避妊薬）、外用剤を除くビタミンA製剤、レチノイド製剤などが併用注意薬に当たります。

引用：巣鴨千石皮ふ科

多めの水と一緒に服用する

ミノマイシンは、コップ1杯程度の水と一緒に飲むことが推奨されています。

お薬による胃の不快感などの消化器症状を和らげるためです。

牛乳などの乳製品と一緒に服用するとお薬の吸収が悪くなる可能性があるため、注意してください。

ミノマイシンは食道で長時間停留すると、食道潰瘍を起こすことがまれにあります。

ミノマイシンを服用する時は多めの水で飲む、服用した直後は横にならないことを心がけることで、食道潰瘍を予防することができます。

引用：MBC麻布十番

服用を控えるべき人を確認する

ミノマイシンの服用を避けるべきケースもあります。

• 妊娠中や授乳中の方
• 肝臓や腎臓に疾患がある方
• 8歳未満の子ども
• 食道に通過障害がある方

該当する場合、医師に相談し、他の治療法を検討しましょう。

ミノマイシンを妊娠中に服用した場合、胎児に影響すること（骨の発育不全・歯牙の着色・歯のエナメル質の形成不全など）が報告されています。
また、薬が母乳中に移行することが報告されているため授乳中の方にも推奨されていません。

引用：MBC麻布十番

ミノマイシンが原因でニキビが悪化するリスクはある？

ミノマイシンはニキビの改善に効果がありますが、まれに症状が悪化する可能性もあります。

詳しく見ていきましょう。

まれに悪化するリスクがある

ミノマイシンの服用により、まれにニキビが悪化する可能性があります。

服用を開始したばかりの時期に見られることが多い傾向です。

通常は一時的な症状で、継続的な治療により改善が見られます。

改善が見られない場合や悪化が続く場合は、医師に相談してください。

ニキビが悪化した場合の対処方法

急激にニキビが悪化した場合や痛みが強い場合、すぐに医師に相談してください。

医師は症状を診察し、必要に応じて投与量の調整を行います。

ミノマイシンの使用を中止し、別の治療法に切り替える可能性もあります。

自己判断で服用を中止せず、必ず医師の指示に従いましょう。

副作用のリスク

ミノマイシンには、副作用のリスクがあります。

一般的な副作用や重大な副作用、副作用が現れた場合の対処法について詳しく解説します。

効果・効能・副作用の現れ方は個人差があるため、医師の診察をうけ診断された適切な治療方法をお守りください。

ミノマイシンの一般的な副作用

ミノマイシンの一般的な副作用は、以下のとおりです。

• めまい
• 吐き気
• 食欲不振
• 発疹
• 光線過敏症

服用中は車の運転や危険を伴う機械、高所での作業は控えましょう。

多くの場合は軽度ですが、症状が続く場合は必ず医師に相談してください。

ミノマイシンの重大な副作用

まれに、ミノマイシンによって重大な副作用が発生する場合があります。

• アナフィラキシー
• 肝機能障害
• 腎機能障害
• 血液障害
• 重症薬疹

症状が現れた場合はすぐに使用を中止し、直ちに医師に相談してください。

また非常にまれですが、ミノマイシンの重大な副作用として、アナフィラキシーやショック、血球減少、重症薬疹、肝障害が起こることがあります。不快感・呼吸困難・しびれ・発熱・目の充血・発疹・白目が黄色くなる等の症状は重大な副作用の初期症状であることもあるので、薬の使用を直ちに中止しなければなりません。

引用：はなふさ皮膚科

ミノマイシンで副作用が現れた場合の対処方法

副作用が現れた場合、お薬の使用を中止してください。

不快感や呼吸困難、しびれ、発熱、目の充血、発疹、白目が黄色くなるなどの症状は重大な副作用の初期症状の可能性があります。

一般的にはお薬の減量や使用中止によって改善する場合が多いですが、自己判断せず、医師の診察を受けることが大切です。

ミノマイシンに関するFAQ

ミノマイシンはどんなニキビに効果がありますか？

炎症性の赤ニキビや黄ニキビに効果が期待できます。白ニキビや黒ニキビには効果が弱いため、他の治療法を検討しましょう。

ミノマイシンはどのくらいで効果が出ますか？

一般的に1～3週間ほどで症状が改善し始めます。ただし個人差があるため、効果を感じられない場合でも自己判断で服用を中止するのは避けましょう。

まとめ

当記事では、ミノマイシンが効果的なニキビの症状や効果が出るまでの目安、処方してもらう方法について解説しました。

ポイントをまとめると、以下のとおりです。

ニキビに悩んでいる方は、当記事を参考にしていただければ幸いです。